映画『マンオブスティール』あらすじ解説
原題 Man of steel
ある日地球上に謎の宇宙船がやってくる。
彼らが言うには、地球には我々と同じ生命体が1人混ざっている。どういうわけか彼はそれを隠していたが、彼を引き渡してほしい。と。
その彼こそがスーパーマンであり、まだ赤ん坊の頃に地球へと送られた彼には、滅びたクリプトン星人の最後の遺伝情報が記録されているのだった。
クリプトン星人の再興を実現しようとするゾフィー将軍は乗ってきた宇宙船を分離させ一つをインド洋、もう一つをニューヨークに送り込む。そして地球をクリプトン星化する計画を開始。地球の地盤ごと持ち上げ未知の物質をそこに混ぜて落とす。人間がそこにいようがいまいが関係なかった。
ゾフィー将軍とその部下と対峙するスーパーマン、超人的な力の前に米軍の力は入る余地もなく、戦闘機は無残に爆破されていく。
インド洋に行った宇宙船はスーパーマンがなんとか破壊するが、ニューヨークの方は依然活動を続けている。彼らに残された手はスーパーマンが地球へやってきた船とクリプトン星人が乗っている船をぶつけるというものだった。
お互いの船は時空を曲げて航行しているため、二つがぶつかると特異点(シンギュラリティ)、つまりブラックホールがそこに生まれる。
彼らの作戦は大いなる犠牲を払い、ついぞ成功。
最後に残ったゾフィー将軍もスーパーマンの手で倒すことに成功するが、スーパーマン最後の最後で目の前で人間の一家を殺されてしまう。
たくさんの人が犠牲になった上に、目の前で殺された人たち。スーパーマンは嘆き、叫んだ。
というのが、大まかな戦闘パート。
しかしこの部分は映画の後半パートにあたる。
前半パートではクリプトン星の歴史、スーパーマンの過去、なんとか人類に馴染もうとする幼い彼を見ることができますが、それはまた次回。